タイトルの通りですが、タイのコロナ感染状況、医療のひっ迫状況を鑑みて日本に一時帰国しました。
コロナ前とは全く違う渡航になったので写真とともに渡航の過程を書いておきたいと思います。
昨年末のプーケット旅行以来のスワンナプーム空港でしたが、ここから国際線に乗るのは2年ぶり?くらいでしょうか。
レストランフロアは全面閉鎖。お客さんが少ないので当然ですね。
パスポートコントロールを終えた制限区域は電気も暗く上の写真のような雰囲気。廃墟みたい。
プライオリティパスで入れるラウンジは5箇所以上あったはずですが、営業していたのは「ミラクルラウンジ」の1箇所のみでした。
バンコクでは現在アルコールの提供は全面禁止ですが、ラウンジでは飲めました。出国検査が済んでいるからでしょうか?
乗る時は真っ暗でよく見えなかったのですが、到着後機体を見てみたらこんなのでした。
着いたは良いものの着いてからがめちゃくちゃ長い。。
5:30に到着後、まずは出国前に病院で入手した陰性証明書を回収されます。また機内で書いた健康カードを確認されます。
タイ等感染が拡大している国からの入国者は政府が用意した施設での強制隔離となるのですが、その印で緑のカードみたいなものを渡され、ホテル行きのバスに乗るまで手首につけてました。
検査スペースはパーテーションで区切られ、レモンの写真(原始的です)を見ながら唾液を採集します。
PCR検査用の唾液採集キットを受け取り、検査スペースへ。
入国後の行動を追跡する為のアプリがダウンロードされているかを確認され、アプリの使い方の説明を受けます。
ここまで到着から1時間くらいです。ずっとスタンプラリーみたいな感じ。
PCR検査結果が出るまで出発ロビーで1時間くらい待機します。椅子もあり人目を気にしなければ、横になれます。(私は横になってました。)
結局、自分の荷物を受け取れたのは9:00前くらいでした。ここまで3時間半。通常時だと考えられないですね。
9:00頃に強制隔離施設に向けてバスが出発、私が隔離されたのはアパホテル両国駅前タワーでした。
ホテルに着いたのは10:00過ぎ、飛行機到着から4時間半と通常時からは考えられないくらい時間が掛かりました。
ホテルの窓は開けられませんが、目の前に両国国技館が見えました。
オリンピック期間中だったので中ではおそらくボクシングをやっていたと思います。
ご飯は1日3回、(個人的な感想として)かなり豪華なお弁当が出ました。
隔離がオリンピック期間中だったので、特に退屈せずに過ごすことができました。
ただ部屋から一歩も出られないのはやはり苦痛ですね。
帰国の次の日から数えて3日目の午後に無事隔離施設退所となります。
バスで強制的に羽田空港に送られ、空港で解散となります。
私は空港までハイヤーで迎えにきてもらい、自分で手配したウィークリーマンションまで送ってもらいました。
自己隔離の期間はアプリを使っての位置情報の提供と健康チェックが義務付けられており、時々テレビ電話が掛かってきました。
外出は禁止されていないので時々散歩したり、比較的空いている時間にスーパーに買い物に行ったりとストレスなく過ごすことができました。
全く外出できないタイの隔離よりかいくぶんましな隔離生活でした。
体験談が参考になれば幸いです。
この時期の移動の大変さ、リアルに伝わってきました。
海外旅行はさらにハードル高いですね。。
#タイ→日本(帰国)