私は2018年の「日本語教育能力検定試験」に合格し、晴れて日本語教員の免許をゲットしました。私は経歴がちょっと特殊なので参考にならないかもしれませんが、それでもどなたかの勉強の助けになればと思い書かせて頂きます。
私の経歴
「ちょっと特殊」と上に書きましたので、簡単に自己紹介をしたいと思います。
私は大学時代に言語学を専攻しておりました。ということで最低限の言語学の知識があります。あと教員免許も持っているので教育の知識もありました。
もとからかなり言語学が好きで、英語の起源はケルトの言葉が関係していて〜とか自分で調べるのが好きだったというのも合格した理由の1つかと思います。
、、、というちょっと特殊な背景があり、最初からかなり有利な条件ではありましたが、以下参考になればと思います。
まずは参考書をノートに写す!
勉強期間は8月〜10月までの3ヶ月間でした。1回で合格した勉強期間としてはおそらく最短に近いのではないでしょうか?笑(ちょっと自慢)
最初の1ヶ月は基礎を叩き込む&苦手な箇所を確認する為にひたすら『日本語教育能力検定に合格するための基礎知識50』という参考書の重要な箇所をノートに移していました。
昔から受験勉強やテスト勉強のときにはこの方法です。時間は掛かるけど、自分で要点を掴んでまとめながら写すので頭に入りやすいんですよね。
単純な勉強方法でありますが、苦手は見えてくるものです。私の苦手なところは「日本語の文法」ということが分かりました。(日本人なのに)
ということで『日本語教育能力検定試験に合格するための文法27』を購入。これはノートに写すことはしませんでした。理由はシンプルに時間あがなかったから。笑
過去問を解いていく中で文法問題で間違えたときに類似問題を確認するのに使いました。
一般的な受験者の傾向としては、音声学が苦手な方が多いようです。(知り合いの日本語教員の方に聞きました)
音声を聞いて口の中がどのような形になっているか当てる問題なのですが、私は大学時代に英語の音声学を勉強していたので、そんなに苦になりませんでした。
問題演習&苦手克服!
残り2ヶ月を切ってからは問題を解いていきました。とにかく問題を解く&答え合わせをして間違えた箇所を直す。ということをやりました。
問題演習の中でわかったのはもうひとつ弱点があること。それは小論文でした。
自分では採点できないしなかなか難しい。そこでまたもう一冊参考書『日本語教育能力検定に合格するための記述式問題40』を購入し、とにかく演習量を増やすことで対策を行ないました。(合格したは良いものの小論文だけの点数開示はなかったので、どれくらい効果があったのかはわかりませんが笑)
過去問&仕上げ
最後の2週間は過去問を解く&最後の総復習を行いました。
2年分をネットで取り寄せて解きました。あとは細かい言葉の詰め込みでした。
「フォーカスオンフォームズ」と「フォーカスオンフォーム」の違いは?とか。
合格率は20%前後となかなか難易度の高い試験です。また日本語教員免許は今後国家資格になるという議論もあります。
国家資格になると資格が取りづらくなる可能性もありますので、早いうちに取っておいたほうがいいでしょう。
なにか質問等ありましたらコメントをお待ちしております!皆さまのご健闘をお祈りしております!
とっても参考になりました!日本語教員免許は合格率低いんですね。