クラクフって聞いたことありますか?クラクフはポーランドの都市であり、ヨーロッパの旅行先としてオススメです。

クラクフは歴史を学べる街

クラクフは歴史を学べる街なんです。街中はもちろん美しいですが、なんと言っても私がおすすめしたいのは次に紹介する3箇所です。

  • ヴィエリチカ岩塩鉱
  • アウシュビッツ強制収容所
  • クラクフ歴史地区

ヴィエリチカ岩塩鉱

岩塩抗内の最大の礼拝堂

世界遺産にもなっているこの岩塩抗。正式名称は「ヴィエリチカとボブニアの王立岩塩抗群」です。

世界遺産条約が誕生して最初に登録された遺産12個のうちのひとつになります。

個人的には世界文化遺産の中ではナンバーワンに行ってよかった場所です。

なにがすごいのか?

塩でできた「最後の晩餐」

これが全て塩でできているんです。他にもこの岩塩抗にある全てのものが塩でできています。

このシャンデリアも金具以外は塩でできています。

ここで産出された塩がポーランドの主要産業だったこともあるほどの産出量を誇ったヴィエリチカ岩塩坑。

礼拝の時間に地上に戻れない人のためにこれらの礼拝堂は作られたそうです。

ぜんぶ塩。

日本の世界遺産は全て木でできていて珍しいとか、アフリカにある世界遺産は土でできているとか、素材の珍しさこそありますが、そんな遺産は複数あります。

が、塩はここだけ。そこがこの遺産の魅力。

他に類を見ない珍しい歴史を感じられる世界遺産です。

アクセスはクラクフから電車で20分ほどです。※2020まで工事に伴い電車の本数が極端に少なくなっているようです。

アウシュビッツ強制収容所

こちらも世界遺産。正式名称は「アウシュヴィッツ・ビルケナウ ナチス・ドイツの強制絶滅収容所」。

知らない人はいないのではないでしょうか?

世界遺産の登録基準(6)のみで登録されている、いわゆる「負の遺産」としては世界で最も有名な遺産のひとつではないでしょうか。

この施設の歴史は皆さんもご存知の通りだと思います。

是非、過去の歴史を知る人間として行って頂き、ここで何が起こったのか?を肌で感じて欲しい場所です。

中にはこの施設内で亡くなった方の遺品や、実際に亡くなった場所を見ることができます。

私はクラクフからの1日ツアーに参加して訪れました。私が参加したツアーは日本円で5,000円ほど。事前に予約をすれば日本語のツアーもあるみたいですよ。

クラクフ歴史地区

ヴァヴェル城の外壁

クラクフ歴史地区」は世界遺産の登録名称です。

その歴史的価値は高く、前述の「ヴィエリチカのボブニアの王立岩塩抗」と同様に1978年に世界遺産として最初に登録されました。

フランスのパリやスペインのバルセロナなど西欧で美しい街はいくらでもありますが、クラクフの街並みは西欧とは違います。

ポイントは景観がそのまま保存されているということ。

中央広場の様子

西欧は街並みが観光地としてリノベーションされたりと、昔の街とは変わってしまっているところもありますが、クラクフは当時の街並みが色濃く残っています。

過去ヨーロッパは何ヵ国も回っておりますが、期待せずに行ったのに(失礼)、こんなによかった場所はありませんでした。

中央広場の聖マリア大聖堂

3日あれば全てを回ることができると思います。

西欧への旅行のオプションとして、またメインの旅行先として、是非「歴史が学べる街」クラクフへの旅行を考えてみてはいかがでしょうか?

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