さて、先日の続きです。
2日目は帰るだけにしようかなあとも思いましたが、それも寂しいと思い直し、旧市街から少し離れた場所まで出かけることに。
前日は旧市街でレンタルサイクルを借りましたが、2日目はアユタヤ駅前のレンタルサイクルで済ませます。
この日の目的はアユタヤ朝時代の外国人居留地。戦前の東京で言う築地みたいな感じでしょうか。
日本でも山田長政という名前は有名ではないでしょうか?中学生の社会の授業でも取り扱ってるはず。
アユタヤ朝は戦国時代末期から江戸時代前期に掛けてアユタヤで栄えた王朝で、外国人に対して比較的寛容な姿勢を見せ、日本人の他、オランダ人、ポルトガル人、フランス人なんかも貿易、布教の為にアユタヤに滞在していたそう。
当時は市街地の南側に居留地があり、現在も遺跡、記念館などが残っているのは日本人居留地とオランダ人居留地。
まずは駅から2km程離れた場所にあるオランダ人居留地だった「Baan Hollanda」へ。タイ語でオランダ人の家という意味ですね。
ちょっと場所が分かりづらいので要注意かも。
敷地内には当時の遺構と記念館があります。ちなみにここも世界遺産「古都アユタヤ」の構成遺産です。
記念館はオランダ東インド会社(VOC)に関する説明がメイン。(日本語はありませんので悪しからず)
当時アユタヤではオランダ東インド会社がアジアで貿易を行い、利益を出していたそう。日本から金銀を調達し、東南アジア諸国で販売、日本にはタイで採れる木材を輸出していたみたいです。
中の説明めちゃくちゃ面白いのに、ガイドにもあまり記載がなくもったいないなという感想。
もっとプロモーション頑張って!入場料は無料でしたが、かなり満足したので少しばかりチップを置いてきました。
続いて1km程南下して日本人町へ。
こちらは遺構はなく、記念館と日本風の公園があります。
こちらは入場料50THB。
記念館には日本語の説明もあるので、お子様でも勉強できます。
アユタヤの昔の風景画がアムステルダムの国立博物館にあるとのこと。いつか行かなければ。
山田長政はオークヤー・セナーピヌックという役職をアユタヤ王朝から賜り、義勇軍として活躍した人物。
日本人としては一回くらい行ってみてもいいかも、くらいの感想です。
個人的には期待してなかった分、オランダ人村のほうが良かったかも。笑
電車までカフェで時間潰し。Coffman Coffeeというカフェでしたが、コーヒーはエスプレッソマシンで淹れたやつで味はコンビニコーヒーとトントンかな。
ローカルな感じでおばちゃんたちが井戸端会議をしてました。
アユタヤ駅からバンコクに戻ります。
時間があったので特に急ぎませんでしたが、移動を急ぐ場合はミニバスを使うか、電車でもバンスー駅で下車し、メトロとBTSで中心部まで戻る方がだいぶ早いかも。
無事フアランポーン駅に到着。あとどれくらいこの駅から旅行ができるのでしょうか。。
では。